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第1回 「幸運の女神」になるためのケイシー療法実践法
小田さんが、ここまでエネルギーの浄化にこだわっていらっしゃるのは、なぜなんでしょうか?
仕事上たくさんの会社にお邪魔して、色々な方とお話しさせていただく中で、思うことがあります。それは時代が大きく変わっている今、多くの人が「これから世の中はどうなっていくんだろう?」、「明るい未来は待っているのか?」、「自分はどう生きていけばいいんだろう?」という漠然とした不安や恐れを抱えながら生活しています。そして、そのネガティブな思いが大きな渦になり、社会全体に蔓延していると思うんですね。そこにつけ込んでメディア利用して洗脳し、利益を得ている一部のビジネスマンすらいますから怖いですね。
 
今と言う時代は、有史始まって以来の情報が多い社会であり、同時にネガティブ・エネルギー量も過去最大級でしょう。自分の身の内に揺るぎない柱が立っていないとカンタンにネガティブ・エネルギーに影響を受け、不必要なことやすべきではないことに多大な時間、労力、お金、エネルギーを費やしてしまいます。そうすると、一生懸命やればやるほど「何か違う」と心のどこかでは気づいているものの、見ないふりをしたり我慢をしたりして、ストレスと一緒に飲み込んでしまいます。
 
すると今度はそのストレスを発散しようと、ショッピング、恋愛、グルメ、マッサージ、癒し、お酒、旅行、年収アップ、大きな夢の実現…、など心をマヒさせる刺激の強い行動をする「刺激病」にかかって、よりドキドキ、ワクワクできるような、快感のある非日常を求めるようになります。すると、さらに日常や日々の仕事にストレスを感じるようになり、またストレス発散のために週末を使い、月曜から金曜までストレスを溜める。それでまた休日にストレス発散して、再び我慢の1週間を過ごす…というストレスとネガティブ・エネルギーの利息だけを返済し続ける、エネルギーの借金生活に陥るのです。
 
でも、よく考えてみてください。果たしてそれが本当に歩むべき人生なんでしょうか?もしネガティブ・エネルギーを毎日リセットしていたら、ストレスを発散するという余計な時間と労力とお金、そしてエネルギーを使うこともなく、本当にやるべきことや役割、やりたいこと、そしてその人の生まれてきた使命に目を向けることができると思うんです。
 
また、様々な健康法にハマっている健康マニアの方もいらっしゃいますが、その方たちは健康になることを人生の目的にしてしまい「健康になるんだったら死んでもいい」といわんばかりのおかしな方向に走ってしまう場合も少なくありません。エネルギー・クリアーや様々な健康法は、あくまでもある目的を果たすための手段にすぎません。
 
では、ある目的とは何か? 私の愛読書の一冊に、スワミ・サッチーダナンダというインドの聖者が書いた『インテグラル・ヨーガ(Integral Yoga)』という本があります。この本は、キリスト教で言うところの聖書みたいなヨガの聖典「ヨーガスートラ」を、スワミ・サッチーダナンダが解説した本です。そのなかで一番肝になっている部分があります。今回持ってきましたので、その部分が書いてあるP62、63を読みますね。

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