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第1回 「幸運の女神」になるためのケイシー療法実践法
自分の人生のなかで、ケイシーリーディングからどんな恩恵を受けていますか?
それは輪廻転生に関する情報を知ったことです。私たちが自分たちの人生を造り出しているという事実、そして私たちの身に起きる事ほとんどに責任があり、私たちには自分の運命を形作る能力があるということ…
 
私たちの人生のゴールがただ天国に行くだけなんて、納得がいかないと思っていました。私はカトリック教徒として育ちましたが、カトリックのゴールはとにかく全員、天国に行くことです。でも、神は人それぞれに異なる試練をお与えになるのに、皆に同じゴールを目指させるなんて、納得できませんでした。私はカトリックの中流家庭に育ちましたが、貧しい家に生まれた人は? クリスチャンとして生まれなかったら? 他の国の人たちは? なぜ試練は異なるのに同じゴールを目指すのか。これは理にかなっていないと思っていました。
 
そしてもう一つ、もし神が全知全能で私が何をするのかをすでに知っているのなら、自分がさまざまな感情を経験したりする意味がわからない、とも思っていました。
ですからケイシーによる人生の目的、転生、私たちが地上に霊をもたらす存在であるという事実、それらの情報が私に生きる目的を与えてくれました。
ケイシーリーディングを、どのようにご自分の生活の中に適用していますか?  
昨夜は瞑想をしてから床に就きましたし、今朝起きてグライコサイモリンを飲みましたし、なぜかと言うと最近子犬を飼い始めたのでクシャミが出るのです。
<子犬はこれくらいの大きさで(※と手を少し広げる)、息子のタイラーは「マジック」と名付けました。>
 
それから食事も変わりましたし、霊的な活動である、精神的・感情的態度も影響を受けていますし、私の仕事はケイシーについての原稿を書く事です。起きてから寝るまで、生活の全側面においてケイシーの影響を受けています。
息子さんにはどのようにケイシーリーディングを伝えていますか?
妻と私は息子にケイシーについて、普通の会話のようにいつも話しています。転生について、人に親切にする事、カルマのレッスンなどについても話します。ただ、私たちが住んでいるのはとても保守的なエリアで、彼が行く学校もとても保守的なので息子には、「タイラー、すごくすごくお利口な人しか、転生の事は知らないんだよ。だから、ほとんどのお友だちは知らないんだよ。」と言っています。そうすれば自分がおかしいと思わないでしょうから。
 
息子がどれくらい転生を意識しているかのエピソードをお話ししましょう。タイラーはいま8才ですけど、彼が5才の時、妻のメアリーと私で医者に連れて行きました。彼は注射が大嫌いなんですけど、注射をされました。本当に嫌いなんです。終わってからもずっと泣いていて、なぐさめながら車に乗せても泣き止まず、アイスクリームを買ってあげると言ったら少し泣き止んだけれどまた泣き出しました。
 
「タイラー、どうしたんだい? 注射はもう終わったよ。何で泣いているの?」と聞きましたら、彼は「僕は大きくなりたくない、年をとって、死んで、生まれ変わってまた5才になったら、またあの注射を打たれるんだから!」(笑)
 
だから私は、「次の人生で5才になる頃には、もう注射じゃないものになってるはずだよ、心配しなくて大丈夫だよ」と言ったんです。
可愛らしいエピソードですね。次にA.R.E.でのお仕事についてお聞きしたいんですが、A.R.E.の経営責任者になってみて、以前と何が一番変わりましたか?
経営責任者になったことは、ほとんどがポジティブな経験になっています。一番素晴らしいのはスタッフや理事の皆さん、メンバーの方々からのサポートです。
人々は、情報のハイテク化やビルの改築などの新しい変化に期待しています。ですから大変ポジティブな経験です。
 
皆さんがサポートしてくれますし、良い変革にしようとやる気になっています。私はスタッフ全員に面接をして、これで二回目なのですが、全てのスタッフを面接して、何が必要なのか、何が気に入っているのか、何を変えたいのか、ここで何をするべきかを聞いています。そしてこれらの提案はとてもポジティブなものです。
 
反面、これらの変革を実行するには、一営業日につき、約3万ドル(約240万円/1ドル80円として)かかります。A.R.E.やケイシー財団を 運営していくだけに、です。
ですからこの費用をまかなうのに沢山の事業をこなしてお金を作らなければなりません。毎日、3万ドル減っていくのですから。白髪が増えたのはこのせいです、毎日3万ドル何とかするのは本当に大変です。

もう一つのチャレンジは、A.R.E.の会員は世界中にいますけれども、アメリカには3万人いますし、世界中にセンターがありますが、年間千ドル(約8万円/1ドル80円として)以上寄付する人は400人しかいません。たった400人です。これは大変なチャレンジです。
人々は「ケイシーを知って人生が変わった」「ケイシー無しではやっていけない」「ケイシーは私の人生で一番重要です」と言う割には、本当に少数の人しか、お礼の小切手を書いてくれないのです。これがチャレンジです。

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