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第3回 ケイシーとの出逢いは夢の中。ケイシーからの招待状を見つけたんです。
書店でケイシーの本が棚から落ちてきたのがケイシーと出会ったきっかけだという人を何人か知っていますが…。招待状とは!そんなことって本当にあるんですね(笑)
本当に不思議でした。それからというもの、ケイシーの本を読んだり、ひまし油湿布やウェットセルなど関連グッズを一式揃えたりして。グラディスさん(※エドガー・ケイシーの医療リーディングを臨床に取り入れた医師としてアメリカのホリスティック医学界でも有名な、御年約90歳の医学博士)が来日した時にはセミナーを聞きにいったりもしました。とにかくケイシーのリーディングには医師として共感するところが多かったですね。だから、今うちで扱っているコスメティックにも随分ケイシーのエッセンスを取り入れているんですよ。
リーディングが奈津先生の治療に少なからず生かされているということは、やはりケイシーとの出会いには意味があったんですね。
そうですね。それでしばらくの間は、あの夢で机の引き出しの中にあったアイテムのことを意味が分からないからと封印していたというか、忘れていたんですよ。それが、ホメオパシーを治療に取り入れるようになってから、はっと気付いたんです。ホメオパシーって、動物、植物、鉱物の波動を使うものでしょう。だから、羽やクリスタルはやっぱり治療に使えということだったんだなと、後になって合点がいったんです。招待状というのが、何へのお誘いなのか、いまだ分からないんですけどね(笑)。
ホリスティック医療の道へのお誘いだったんでしょうか(笑)。でも実際にケイシー療法をはじめ、様々なヒーリングや代替医療などを幅広く学ばれてから、病や症状、治療に関して以前とは全く考え方が変わられたとか。
はい。現代医学では、たとえばお腹が痛いと言われれば何か適した対症療法をしますよね。別にそれが悪いというのではないけれど、本人からなぜ腹痛になったのかという原因について考えるチャンスを奪うことになるともいえるんです。そうしてお腹が痛いという症状を単に薬でおさえ、そのパターンを繰り返していたら、いつかは腸閉塞になるかもしれない。足が痛いから痛み止め、寝られないから睡眠薬、熱が出たから熱冷ましetc.……。感覚を麻痺させるだけで本当の原因に対処しないというのは、火事が起きていても火の元を止めずに水をかけ続けているようなものなんです。

ケイシーも言うように、健康な状態とは『ボディ・マインド・スピリット』の3つがバランスよく調和して初めて成り立つものであり、それが乱れた場合に病気や症状となって表れるわけです。その病気や症状というのは、実は私たちに今生におけるレッスンは何かと気付かせるためのメッセージなんですね。ですから、どの部分のエネルギーに不具合が生じているんだろうと、まずご自身で気付くことに大きな意義があるんです。私たち医者というのはそんな患者さんのお手伝いをする同行者みたいなもので、病気や症状を治すのはあくまでも患者さんご自身なんですね。

そういったわけで私は今、患者さんに対症療法だけを行うことはしていません。もちろん、腹痛で苦しんでいる人に向かって我慢してくださいなどとは言いませんし(笑)、その時には痛み止めを処方します。無駄な苦しみを長引かせないという意味では、対症療法も必要ですからね。でも、患者さんには病気や症状の原因に対してきちんとご自身で向き合っていただきますし、痛み止めは病気を完治させるものではなく、あくまで慢性治療の一環として対症的に使うものとご理解いただきます。

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