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第6回 「野口晴哉先生がされていたことを理解するためにエドガー・ケイシーを読んでいました。」
高校生でよくそんなことをやりましたねぇ。大人が仕事のいっかんとしてやるならまだしも、男子高校生がそれをやったなんて・・・。
時代背景もあると思いますよ。余談ですが、高校のとき国連の資料を取り寄せ「終末世界観」としてレポートにまとめたことがあります。CO2の問題とか核や人口問題、DNAとか遺伝子操作だとか、2000年頃には世界は危ないんじゃないか、といったくらいのことは発表していました。当時は安田講堂事件とかあった時代ですから、周りも皆、政治意識が高かったんです。大学受験のさなかでしたが、地球の未来のほうが重要だと受験勉強そっちのけで研究してました。
その頃、世間はどういう状況だったかというと、万博で浮かれていた時代です。
40年以上も前に、地球の未来に危機感を抱いて自主的に地球環境や遺伝子操作について研究されたなんて、先見の明があるというかなんというか。一方で女性用のナプキンやおむつを体験された・・・。並の高校生ではないですね。

話題を進めますと、同じご著書に、それまで通っていた床屋さんより値段が高い床屋さんに行ったら運気が落ちた方のエピソードを紹介されています。なぜ安い床屋から値段の高い床屋に行ったら運気が落ちたのか、よく理解できなかったんですが。
値段やグレードの高い床屋に行ったから運気があがるというわけではありません。相性の問題です。相性が合うところであれば、たとえ安い床屋でもいいんです。結婚もそうですよね。お金持ちのところに嫁ぐよりも相性のいい人に嫁いだほうが晩年はいいわけで・・・。人間関係は足し算、引き算でなく、永遠のかけ算なんです。かけ間違うと、ドンドン、矛盾がひどくなります。

美容院でも床屋でも「髪を切る」場所というのは重要です。女性は美容師さんが移るとその人が移った次の美容院に行くじゃないですか。東京から名古屋まで行ったり・・・。髪をいじられるとはそれだけの意味があるんです。
そういえば、同じ人でも、長い髪を短く切ったらサイキック能力が落ちたという報告があったような気がします。
髪を短くすると決断が早くなります。だから軍人は髪を短くします。戦場で「撃つか撃たないでおくか」なんてゆっくり考えている暇はありません。一方、イギリスの裁判所などは髪の長いカツラをかぶっていますよね。それは熟慮しています、じっくり考えていますよということを顕しています。

アンテナみたいな役割が髪の毛にはあります。ただし髪の毛先は邪気が溜まりやすいので女性は毛先だけこまめにカットすることをお勧めします。
床屋や美容院以外に、相性が重要だという場所はありますか?
直接身体に触れるところですね。整体もそうですね。ただ、ヘアースタイルは目に見えるだけに影響力が意外に長く続きます。だてに「かみ」と言わないんですよ。髪は神ですから。
サンプラザ中野くんみたいに頭をツルツルに剃って髪がない人はどうなんでしょう?
彼は頭は剃っていますがサングラスをかけていますよね。サングラスをかけることで自分を追い込んでいるんです。矢沢永吉さんや宇崎竜童さんもそうですが、ロックをやっている人は、ものすごく内向的な人が多い。そんななか、無理矢理自分を出してロックをやっている。皆、台本が必要です。自分を追い込む設定、舞台装置として、服やヘアスタイル、あるいはサングラスで自分を作ってロックをしているわけです。
女性も化粧をすることによって外向きの顔を作っていますからね。

本に書かれている「外経絡(がいけいらく)」という概念がとても面白かったんですが、その外経絡を発見された経緯を教えていただけますか?

※外経絡:人間は身体の外にも、その人特有の気のネットワーク(衣食住、環境、家族、知人、ペットなどの空間、過去、未来の時間も含む)を持っており、それを三枝整体では「外経絡」と呼んでいる。
3年日記を書くことによってですね。28歳からずっと書いてきて3年分をまとめて読み返すと、この時期には同じようなことが起きているとか、あの人に会うとこんなことが起きたとか、3年目からだんだん法則があることが見えてきたんです。それがもう30年分溜まっていますからある程度の統計がとれてきています。

人間、同じようなことを繰り返していますからね。10年前からやろうと思っていたことをまだやっていなかったり。人間はどうでもいいことはやるけれど、誰も命じない大事なことはやらないんですよね。それは日記を書いているとよく分かります。

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