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第7回 「年々、健康になっているので、僕がいまやっている健康法に間違いはないと思います。」
のぼせや火照り、動悸、気分の落ち込みetc.……。まさに女性の更年期障害のような症状に悩まされていました。その頃、たまたまある病院の先生に自分の症状について話す機会があってご意見を伺ったところ、それは男性の更年期障害だと言われたこともあったんです。その時はそうかなと思っていたんですが、その後、独自に研究を重ねるうちに、男性には更年期障害は起こらない。つまり自分は更年期障害ではなかった、という結論に達しまして。では自分の症状は一体何なのか?実は『低血糖症』だということが分かったんです。
低血糖症というのは、あの甘い物を食べ過ぎる人がなるという?
まあ、簡単にいうとそういうことですね。本来人間の体というのは、食後に血糖値が上がるとすい臓からインスリンを出して血糖値を下げ、常に適正なバランスをキープするという仕組みになっています。ところがすい臓が疲弊してこの機能が働かなくなると、血糖値をコントロールできなくなってしまう。そして、血糖値の急激な上げ下げを繰り返すうちに、アドレナリンやノルアドレナリンなどのホルモンも過剰に分泌せざるをえなくなり、それが心身に影響を及ぼすようになる。これが低血糖症です。
その症状がまさに更年期障害のものと似ているんですね。

原因は光田さんが仰ったように、血糖値を急に上げるような食べ物=精製された穀物や白砂糖をはじめとする糖類の摂り過ぎにある。つまり『スイーツ病』なんです。現代人には実に多い病気じゃないでしょうか。
低血糖症についての詳しい説明は、専門外来を持つことで関東では有名な千葉県稲毛市の『マリヤ・クリニック』(http://mariyaclinic.com/)のHPに譲ります。余談ですが僕はここの院長先生にインタビューをしたことがあり、先生曰く、『うちに低血糖症かどうかの検査を受けにくる統合失調症※の方々は、ほぼ全員が低血糖症です。ただ、その逆の (低血糖症の人が統合失調症であるという)ことは言えませんが』とのことでした。

※統合失調症=2002年までは精神分裂病といわれていた病気。イライラや意欲の低下、気分の落ち込み、引きこもりのほか、妄想、幻聴、過度の興奮などの症状がある。

ちなみに、『低血糖症』と『低血糖』という言葉を混同する人が多いのですが、『低血糖症』は『病名』で、『低血糖』は『血糖値が低いという状況』を表す言葉なので、お間違いなく。先ほども言いましたように、低血糖症というのは単に血糖値が下がるのが問題なのではない。血糖値をコントロールできなくなることが問題なんです。
なんだか病院の先生とお話しているみたいです(笑)。私は、子どもの頃の趣味は「お菓子づくり」というくらい甘いものは普通に食べてまして・・・。でも、もう20年近く、砂糖を摂らない、使わない食生活を送っています。砂糖を断った食生活を続けていると、糖分の多いものを食べると、すぐに頭が痛くなる、熱がでる、鼻水がでるといった身体症状が出るようになったので、今は食べられなくなってしまったんです…。 でも時々、美味しいと評判なスイーツをいただくことがあるんですよね。そういう時は、風邪ひき覚悟で食べています。実際、過去何度もそのせいで風邪をひいてしまったんですが…。「スイーツ性の風邪」ですね(笑)。

今サンプラザさんのお話を聞いてフト思ったんですが、実は今、私は更年期世代まっただ中。でもサンプラザさんが悩まされたような更年期の症状が全くないんです。それはもしかしたら、糖分が少ない食生活のおかげかもしれないと…。反対にスイーツ好きの友人が、まだ40才そこそこなのに更年期のような症状に悩まされているのは、ひょっとすると『低血糖症』なのかもしれませんね。
とくに女性には、まるでスイーツを食べることが美徳であるかのように日々の習慣になってしまっている人が多いですよね。慢性的に体調不調を抱えている人は、低血糖症を疑ってみてもいいかもしれません。もちろんスイーツの影響が体に出るか出ないかは、その人の体質にもあると思いますが、お酒だって飲み過ぎればいずれは肝臓を壊すように、スイーツにも同じことがいえると思いますよ。

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