1. トップページ
  2. 21世紀に生きるエドガー・ケイシーの教え
  3. 第13回「ケイシーは生まれ変わりという価値観に目覚めさせてくれました。生きる目的を自覚したのもケイシーの本からです。」

第13回
高田馬場にあった『たまビジネス研究所』にはよくお邪魔していました。セミナーの受付を手伝ったり…。1993年にケイシーセンターを設立した当時は、たま出版のセミナールームはよくお借りしていました。あの頃のたま出版は若い社員さんも多く、活気がありましたよね。韮澤さんも名物編集者としてテレビによく登場されるようになっていました。
その時代からのたま出版しか私は知らないんですが、韮澤さんは、どういった経緯でたま出版に入社されることになったんですか?
たま出版が創業した年に私は大学を卒業しました。実家の仕事の関係でいったん文具メーカーに勤めたんですが、それは僕がすべき仕事じゃないなと感じて半年くらいで辞めてしまったんです。辞める前後にある会合で瓜谷さんに会ったんです。裸電球の6畳くらいの部屋でしたね。そこで瓜谷社長と会って、宗教観や宇宙意識に意気投合したんです。社員を募集しているということだったので、9月に入社しました。
大変失礼なことを伺いますが、たま出版からはちゃんとお給料はもらえていましたか?
一応、月額3万円という設定はありましたよ。でも年金はずっと払ってなかったですね。しようがないので自分で健康保険も入っていました。厚生年金に加入できたのはずいぶん後になります。でも仕方なかったんです。社員は私しかいなくて、社長もいろんなアルバイトしてましたし。もちろん私も勤めながらも、アルバイトをするっていうのが何年も続きました。
それでもお辞めにならなかったのは、たま出版は魅力的な会社だったんですね。
それしかなかったですしね。実は大学時代から空飛ぶ円盤、UFOの研究団体組織を全国大学連合のような形で作っていたんです。その仲間の1人が今のUFO党党首の森脇君。私は法政大学の哲学科に在籍しながら、機関誌も発行していて、事務所も持っていました。そこで機関誌をどんどん出していたので、編集はもうやっていたわけなんです。

それから5~6年後に三島由紀夫のあの事件が起き、直後にユリ・ゲラーが来日する時代になりました。その頃『ソ連圏の四次元科学』を出したらテレビで紹介されたりしました。当時のたま出版は市ヶ谷にあったんですが、矢追純一さんがいた日テレが市ヶ谷の橋の向こうにあったんで彼と繋がりが出来、そのご縁でたまの本がテレビで紹介されるようになり、ベストセラーが出たりしました。その頃からようやく出版社らしくなりましたね。
では、たま出版の初のベストセラー本は『ソ連圏の四次元科学』。
そうです。それからノストラダムスの予言の本がベストセラーになり、矢追さんとやった『第3の選択』もベストセラーになりました。
先日、韮澤さんのブログを読ませていただいたんですが、『第3の選択』に書かれている未来予測はすごいですね。2010年あたりの人口とか環境問題の予測は的中していると言っていいですよね。

*2013年4月26日のブログ『第3の選択』という気候変動予言』参照
あれは様々な科学的なデータを集めて作った本なんです。あり得ないような設定ですけど、実際のデータに基づいてドラマ化されています。原点にあるのは地球温暖化の問題ですね。
地球温暖化といいながら、俯瞰してみると、地球は寒冷化に向かっている…。
気象学的なリズムとしては氷河期近くに入っています。人間が化石燃料を使うことによって温暖化ガスを地球に振りまいてしまい、地球を熱くしてはいるんだけど、リズムとしては寒くなってきています。寒い気温と熱い現象がかち合って気候変動を起こしてしまっているのが、今の時代です。四季のリズムが狂ってしまう、海流の動きが変わってしまって資源が変わる、気候が不順になっているというのが今、現実に起こっていることです。
『第3の選択』は正確には、何年発行の本ですか?
1982年発行です。その後ノストラダムスが予言した1999年が近づくわけです。それに連動してエドガー・ケイシーのことが日本テレビの『知ってるつもり』の特番となり、ケイシーの本がヒットしました。
このあたりのことは私もよく憶えています。そういえば、最近のテレビ番組では、夏でも心霊特集や見えない世界を扱った番組がないですね。
昔は、そういう分野は一種のロマンとして扱えたんですが、今はそれが非常にシビアになってきています。政治や陰謀論に濃厚に絡んで動いているのでマスコミが取り上げにくいんですよ。

じゃぁ、どこまでが本当かというと、極めて微妙で難しいところに来ています。何故かと言いますと、現在の地球の科学、心理学、自然科学、政治経済全部合わせても、この精神世界の深みには到達できないんですね。エドガー・ケイシーの場合は、まさにその深みのところに繋がっていくわけです。そうすると、どこまでが本当だとか、どういう法則性があるんだとかには手がつけられない。だから学校の教科書にも載せられないし、学会も政府もタッチできないんですね。そうなるとマスコミとしては扱いにくいんですよ。だけど『いよいよ時代が来たんだ』ということに絡みます。

これは3.11の大震災のちょうど1ヶ月前に出した本なんですが、これは現時点での私の集大成となっています。『宇宙人はなぜ地球にきたのか』というタイトルで世に問いました。この直後に.3.11が起き、今まさに『その時代』に突入してきていると。この本を出してから、年末特番もそうだし、TVタックルもそうだし、民法、NHKとも、だんだんこの問題には入れなくなってきています。

ページトップへ戻る