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第4回 「私が勉強に費やした時間は、代替医療を志す人たちの学びの土台になればと思っています」
レントゲンで腫瘍がなくなったのを、目で確認できるんですか?
ええ。実際にレントゲンだけでなく、MRIやエコーの写真もありますよ。
それはすごいですね。
ただ、ガンや白血病、エイズといった難病の場合には、なるべくこまめに来院してもらい、毎回丁寧に体を触って診るようにしています。動物もストレスが原因で病気になりますが、人間と違って何にストレスを感じたのかが明確ではないので、よく見ていないといつ症状が急変するか分からないんですよ。動物って不思議なもので、飼い主の病気を引き受けてしまうこともあるんです。
どんな風にですか?
たとえば、糖尿病の人が犬を飼うとワンちゃんも糖尿病になってしまうとか。面白い例では、ある事故で特殊な骨折をした方が手術をした後に、飼っていた犬も事故で全く同じ部分を骨折し、同じような手術をしたというケースがあります。
そして普通ならありえないんですが、その飼い主さんの包帯を留めるギブスが、ある日どこかにぶつけたか何かで変な折れ方をしたんです。そうしたら、ワンちゃんのギブスも全く同じように折れてしまったという。

またこんな話もあります。ある飼い主さんとペットのワンちゃんのあごの部分に同じようにガンができてしまい、飼い主さんは手術をしたものの3週間で亡くなってしまったんです。そしてワンちゃんも手術をするときっと死んでしまう、と思ったご家族の方が、ホメオパシーだけで治療することを望んでうちにいらしたんですね。それでその希望通りに治療したら治ってしまった。でも、それから1年半後にホメオパシーをやめたら3週間で再発し、また再投与してよくなり……ということを繰り返し、結局亡くなってしまいましたが、その症例での寿命から考えると2年半は長生きしたんです。
もし飼い主さん同様に手術をしていたら、同じようにもっと早いタイミングで亡くなっていたかもしれません。そう考えると不思議ですね。
どうしてそういうことが起こるんでしょう。やはり常に一緒にいるとエネルギーが同調するので、同じような出来事に遭いやすいということでしょうか。
そう、動物はエネルギー的に敏感だということもありますし、非常に愛情深いので飼い主の波動を何でも共有するというか引き受けてしまうところがあるんです。
そうなんですね~(涙)。そんな森井先生も、動物の気持ちがよくお分かりになるのでは?
アニマルコミュニケーターさんのように動物と会話をするということはできませんが、目の動きや仕草、オーラなどから、ある程度は動物の言いたいことを理解できているようには思います。でも、それが本当に動物が言おうとしていることなのか、それとも自分のフィルターを通してのことなのか、確信はないですね。まあ朝から夜まで動物とずっと一緒にいますので、全く触れ合っていない方よりも多少はコミュニケーションが取れているとは思いたいですが(笑)。
以前、森井先生が「動物はぎりぎりまで痛みや苦しみを我慢しているので、末期になるまで病気にかかっていることが分かりにくい」と仰っていました。森井先生はそういう動物たちの心の声も読み取られるんでしょうね。
そうですね。パッと見れば「いまこの子はここが苦しいんだな」ということは分かります。でも、犬なんかは比較的病気を分かりやすく示してくれますが、ネコの場合は本当に分かりにくい。それはより野生に近い動物だからでしょうね。というのも野生動物の場合、体が弱ること=死を意味するので、具合の悪さを隠してしまうという性質があるからなんです。

だからワクチンを打つ時や健康診断で、大きい病気を発見するということが結構多いんですね。そうならないようにするには、毎日彼らの体をよく触ること。人間の手の感覚というのはものすごく精密なので、ちょっとした感触の違いも検出できるんですよ。それに、ネコの一部は違いますが、基本的に動物というのは触られるのが大好きです。とくに犬は一番喜びますから、ぜひ撫でたりハグしたりとたくさん触ってあげてほしいですね。

チャクラの状態が見えるという特異能力を持っている人たちに言わせると、犬はハートのチャクラがないんだそうです。つまり、その部分のエネルギーを溜める必要がない=愛に溢れているということ。本当にそうなのかどうかは分かりませんが、飼い主にいつも忠実な犬の姿を見ていると、確かにそうかもしれないなと思います。

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